ベトナム・ハティン省において2014年9月から実施してきた学資支援は、2018年度からは、各郡から推薦された困難な状況にある優秀な学生も加え、合計60名のが生徒に対して、支援者から寄せられた1万円（約200万ドン）が各自に授与されました。交流会では、人民委員会の祝辞に続いて、支援が大きな励みとなっていることについて生徒からお礼の言葉が披露され、
御礼の歌も披露され、和やかで有意義な交流会となりました。JIFAが2010年から浄水装置を設置する活動を進めてきた学校からも参加者があり、郡や村が責任をもって維持管理し、安心して飲める水の恩恵に浴していることについて報告と感謝の言葉も寄せられました。当日は、学資支援を得て高校を卒業し、日本に留学しているタオさんからのビデオメッセージも紹介され、努力すれば夢を叶えることができる、と先輩に励まされていました。交流会に先立って訪問した、人民委員会及び教育訓練局では、支援金額の増加より、むしろ支援対象者を増やしてほしいという要望をハティン省関係者からいただき、2020年度からは各郡から2名を推薦を受けることについて検討することとなりました。

学資支援授与式及び人材育成交流会に参加した皆さん
歌を披露する学資支援生	（左上） 後輩のために、ビデオメッセージを送ってくれたタオさん （右上）母校の困難な生徒1名への支援を申し出てくれました （2018年朝日奨学生）