China 〜中国での支援活動
中国でも義務教育期間の授業料や教科書代は一応無償となっていますが、その他の雑費負担や学校運営経費不足の徴収等のため、就学をあきらめざるを得ない子供たちがおります。
このような未就学や中途退学の生徒が、経済成長の下でも毎年数百万に達するとの指摘もあるほどです。
中国での学資援助は、生徒一人ひとりに親しく話しかけながら、支援者からのお手紙と支接金を直接手渡す「顔の見える」支援です。そして生徒からの写真や手紙、1年間の成長の記録となる勉学の成果や作品を、支援者の方々にお届けさていただいております。
また、支援者の方々は援助している生徒と随時連絡を取り合うことも可能です。生徒一人につき「年間1万円」の支援で、ひとりの生徒が就学できます。
現在JIFAでは、2005年より生活が困難な学生への学資金支援と、中国の若者が日本へ留学、就職等で来日する支援を行っています。
学資金の支援では、2011年9月時点で累計468名を支援させていただきました。
栖霞小学校とは学校の先生方と直接やりとりをし、先生方が選抜した生徒たちへ、日本のJIFA会員の皆様より預かった年間『1万円』の学資金を直接手渡ししております。
選抜した生徒たちは、ご両親が事故で亡くなった生徒や、重度な障害を持った家庭が主となります。
こちらの学資金は、1対1の支援を行っており、小学校生活の5年間を続けて支援していただいております。
こちらでは回族自治区であり、山東省とは勝手が異なるため石嘴市政府民政局と直接やり取りをしております。また民政局が選定するため、さま様な学校の生徒が贈呈式に参加します。
中国での主な支援活動は、'05年より継続している寧夏回族自治区石嘴山市内の小・中学校と、山東省栖霞市実験小学校での教育支援活動です。
●寧夏回族自治区石嘴山市内の小中学校
●山東省栖霞市実験小学校