9月24日、東京・新宿のBIZ新宿で、BOESL(バングラデシュ海外雇用サービス公社)とIPMが主催し、駐日バングラデシュ大使館が共催する人材育成交流セミナーが開催され、70名を超える方々が参加されました。日本とバングラデシュの懸け橋となる人材の育成を促進し、適正な送出し及び受入を実現することにより、わが国の企業の発展と両国の更なる発展に寄与することを目的とするものです。JIFAは、JITRO、東京商工会議所、東京都中小企業振興公社、公益財団法人東京しごと財団、新宿区、信金中央金庫、全国中小企業団体中央会、川崎商工会議所、東京都商工会連合会、一般財団法人建設業振興基金、社会保険労務士法人協心などとともに開催を後援しました。
セミナーでは、池田節子理事長の開会のあいさつに続いて、ラバブ・ファティマ特命全権大使から「日本とバングラデシュ政府との間で「特定技能に係る二国間の協力覚書」が8月に締結されたこと、人材余剰のバングラデシュと深刻な人材不足である日本の協力体制が望まれていること、バングラデシュの海外雇用を管理するために制度を強化していること、今後の両国の人材育成交流への期待などをお話しいただきました。
また、BOESLアリフル・ハーク部長からは「バングラデシュの技能実習生送出しの現況」、建設業振興基金の土井直樹海外人材育成支援担当部長からは「建設キャリアアップシステムの紹介」、JETRO西澤課長代理からは「バングラデシュ経済と日系企業の動向」、IPM坂下理事からは「適正な外交人材交流を目指して」の講演があり、会場参加者と活発な質疑がありました。
池田節子理事長挨拶 | ラバブ・ファティマ駐日大使のご挨拶 | BOESLアリフル・ハーク部長の講演 |
バングラデシュ人材育成交流セミナー会場に約70名が参加 | 会場との質疑応答 |