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大恩寺ベトナム寺院 を訪問・支援交流 2020年12月15日

コロナ禍の影響で仕事や住まいを失い食にも事欠く在日ベトナム技能実習生たちを励まし、食糧支援をするとともに、帰国できず行き場のない若者を受入れ、生活の場を提供し、ベトナム大使館と協力しながら帰国支援を行っているベトナム仏教寺院大恩寺を会員3名が訪問しました。大恩寺には、40人の青年が生活しており、年内に22名がベトナムで帰国できる見通しが立っているとのことでした。支援者から寄せられた衣類や支援金をお届けするとともに、お話を伺いました。
 在日ベトナム仏教信者会代表で大恩寺住職でもあるティック・タム・チーさんは、活動拠点を東京都港区芝の「日新窟」から埼玉県本庄市の大恩寺に移すとともに、精力的に全国を駆け回り、不幸にして亡くなった方の葬儀や相談対応、受入企業経営者への説得など、全国各地に赴き、精力的に活躍されています。 日本で10年以上在日ベトナム人たちの生活支援や葬送支援、コロナ禍での支援活動が、在日ベトナム仏教信者会から「幸せの贈り物プロジェクト」として紹介されています。在日ベトナム青年たちは多くの困難や悩みを抱えながら大恩寺を訪れますが、心のケアを受けながら皆で集団生活するうちに元気を取り戻しつつあるようです。


在日ベトナム人の心のよりどころとなるベトナム寺院を各地に設立する活動も進めていらっしゃいます。 コロナ禍のなかで全国各地から寄せられる支援物資などによって活動が支えられています。 ご支援等の連絡先は下記のとおりです

在日ベトナム仏教信者会 大恩寺(ベトナム寺院)
 ティック・タム・チー会長
- 携帯電話:080-4133-6999
- メール:adidaphat6999@gmail.com
- 住所:〒367-0224 埼玉県本庄市児玉町高柳668-2

大恩寺ベトナム寺院訪問の様子
 
 境内に設置したモンゴルの「ゲル」のなかでくつろぐ元技能実習生のベトナム青年たち    亡くなった方の位牌や遺骨が運び込まれ安置されています。    庭で散髪。右奥は各地から寄せられた支援物資
在日ベトナム仏教信者会の
活動記録

 (PDFダウンロードできます) 
 在日ベトナム仏教信者会からの感謝状    提供したBOSON新型コロナ抗体検査キットで早速検査され,IgM抗体・IgG抗体ともに陰性を確認されたタム・チー住職


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